一面ラベンダーに囲まれて・・

グルメ

紫の丘と里山の風景に癒やされる、多可町のラベンダー園

兵庫県多可郡多可町の山あい、穏やかな里山の風景の中に「ラベンダーパーク多可」はあります。

約3.5ヘクタールのラベンダー園を中心として、約2万株ものラベンダーが植えられた西日本最大級のラベンダー園です。なだらかな丘陵に広がる紫色の花と、周囲の山々や棚田が織りなす景色は、都市部の花園とはひと味違う魅力があります。

平日昼間に訪れたせいか、直近の駐車場に車を止めることができました。第二、第三駐車場まであることから、休日は混雑することが予想されます。

※この記事は2025年6月4日に訪れた内容を記事にしています。

初夏の丘を紫に染める約2万株のラベンダーの前の腹ごしらえ

「ごはん亭」では、播州地卵と兵庫県産米を使った卵かけご飯が名物。兵庫県観光サイトでも、卵とご飯のおかわりができる「たまランチ」や卵かけご飯が人気メニューとして紹介されています。

着いたのが昼前ということもあり、混む前に食べちゃおうということで・・・

じゃ~ん!これがTGK(たまごかけ定食)です。奥の固形燃料で加熱するミニコンロ上のミニフライパンでは地卵とハーブウィンナーを焼いて食べます。

特筆すべきはご飯、卵、たまごタレ(醤油)が食べ放題!たまごタレは全国のタレを各地域ごとに用意してあるんです。初回は右端に写ってますが、

ホタテ醤油(青森県)と玉飯醤油(新潟県)を選びました。メニューには醤油の簡単な説明が書いてありますので、選び易いです。

TGKと言っても全国にあって奥が深いんだなと思わずにいられません。

もう、欲張り過ぎて、お腹がパンパン・・・

さて!腹ごなしも兼ねてラベンダー畑?を散策しよう!

ラベンダーパーク多可の最大の魅力は、やはり広大なラベンダー畑です。

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この広大なラベンダー畑?を登って行きます。別料金で電動カートみたいなものもあります。

ラベンダーは一度にすべてが咲くわけではありません。園内では主に、ストエカス、イングリッシュ、ラバンディンという3種類が植えられており、品種によって開花時期が異なります。またそれぞれの植物には名札?みたいなものを掲示されていて、この植物は何か?がすぐ分かります。

兵庫県観光サイトによれば、ストエカスは5月中旬ごろ、イングリッシュは6月前後、ラバンディンは6月下旬から7月中旬ごろが目安。つまり、5月中旬から7月中旬まで、時期を変えながらラベンダーの表情を楽しめるのが特徴です。

満開の花を見るだけでなく、風に揺れる花を眺め、周囲に漂う香りを感じながら丘を歩く。ここでは「見る」だけではない、五感で楽しむ花園の時間を過ごせます。

ラベンダーだけではない、里山ならではの景観

この施設を訪れるなら、ラベンダーだけを目的にするのは少しもったいないかもしれません。

ラベンダーパーク多可が位置するのは、兵庫県北播磨地域の山あい。園内からは周辺の棚田を望むことができ、背後には標高794メートルの大井戸山、さらに標高1005メートルの千ヶ峰を望む景観が広がります。

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紫色のラベンダーと緑の山々、農村の風景。この組み合わせが、同園ならではの落ち着いた雰囲気をつくっています。

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これね、二人とも、天使のつもりだったのですが、後から良く見ると・・・コウモリでした・・・天使はその横にありました・・・

夫婦揃って、何やってんだか・・笑

花の写真を撮るのはもちろん、こういうオブジェや山並みで楽しむのもおすすめです。特に園内の高い場所から見渡すと、単なる「ラベンダー畑」ではなく、周囲の自然環境を含めた一つの景観として楽しめることが分かります。

そう言えば、何組かの幼稚園児くらいのこどもを連れた家族が、園内の休憩所?みたいな所でお弁当を食べていましたね。私たちにとっては今は昔の懐かしい光景です。二人で「懐かしいね~」とどちらからともなく声に出していました。

花を眺めるだけではない体験

ラベンダーパーク多可では、ラベンダーを使った体験も用意されています。

例えば、ラベンダーの摘み取り体験。自分で摘んだ花を持ち帰り、ドライフラワーやサシェなどに仕立てる楽しみがあります。2026年の兵庫県の紹介では、6月末から7月中旬にかけて摘み取り体験が行われると案内されています。

さらに、園内ではラベンダーから抽出した精油などを使ったアロマ体験も行われています。アロマスプレーやアロマプレート、芳香剤など、香りをテーマにした体験が用意されており、単に花を鑑賞する観光地ではなく、ラベンダーそのものを身近に感じられる施設になっています。

食事とカフェも楽しみの一つ

園内散策の途中に立ち寄りたいのが、食事処や喫茶スペースです。

食事は前出の「ごはん亭」です。

また、「喫茶ラベンダー」は総合案内所内に併設された喫茶店で、ラベンダーをイメージしたオリジナルメニューを楽しめます。なかでも人気なのがラベンダークリームソーダ↓↓↓。紫色の景色を眺めたあとに味わえば、旅の気分をさらに盛り上げてくれる一品です。

相方はアイスコーヒーとラベンダーソースのケーキ・・女子っぽい 笑

園内のショップでは、ラベンダーアイスをはじめとしたオリジナル商品や加工品も販売されています。ラベンダーを見て、香りを楽しみ、最後はお土産として持ち帰る。そんな一連の楽しみ方ができるのも、この施設の魅力でしょう。

ファミリーでも訪れやすい施設

ラベンダー園というと大人向けの観光地を想像するかもしれませんが、ラベンダーパーク多可は家族での利用にも向いています。

そう言えば、幼稚園くらいのこどもさんを連れた家族も来てましたね。お父さん、小さい子供相手に半ギレしてました・・・笑

まだ若いですね・・・

園内には芝生広場などがあり、子どもが楽しめるスペースも設けられています。また、車いす対応トイレや車いすの貸し出しなど、バリアフリー化にも配慮されています。園内には車いすが3台用意されており、予約不要と案内されています。(早い者勝ちってこと?!)

もちろん、広い園内を歩くことになるため、訪問時には天候や気温に合わせた服装を準備したいところです。特にラベンダーの見頃となる初夏は、日差しが強くなる日もあります。帽子や飲み物などを用意して、無理のないペースで散策するのがよいでしょう。

アクセスと基本情報

所在地は兵庫県多可郡多可町加美区轟799-127。電話番号は0795-36-1616です。

ラベンダー園の営業時間は9時から17時。通常は水曜日が休園日ですが、ラベンダーのシーズンである5月中旬から7月中旬ごろは無休らしいです。

シーズン中の入園料は大人500円、小・中学生200円です。シーズンオフは無料です。

車の場合、中国自動車道の滝野社ICから約50分、播但連絡道路の神崎南ICから約35分、北近畿豊岡自動車道の氷上ICから約10分が目安です。無料駐車場は普通車90台、バス5台分が用意されています。

公共交通機関では、神姫バスの「轟」バス停から徒歩約15分とされています。

一年を通して楽しめる多可町の自然

ラベンダーパーク多可は、名前の通りラベンダーの季節がもっとも華やかな施設です。しかし、魅力は花の最盛期だけに限られません。

兵庫県の紹介サイトでは、ラベンダーのシーズン以外にも四季折々の草花、棚田の風景、冬の雪景色などを楽しめる場所として紹介されています。

とはいえ、「ラベンダーパーク」という名前から期待する景色をしっかり味わうなら、やはり5月中旬から7月中旬ごろが狙い目です。特に複数の品種が咲きそろう時期には、丘一面に広がる紫色とラベンダーの香りを存分に楽しめます。

まとめ

ラベンダーパーク多可は、単にラベンダーを眺めるだけの花園ではありません。

約2万株のラベンダー、山々と棚田を望む里山の景色、摘み取りやアロマなどの体験、そして卵かけご飯やラベンダークリームソーダといった食の楽しみまで、一つの場所でゆっくり味わえる施設です。

華やかな観光地を忙しく巡るというより、紫色の丘を歩き、香りを感じ、景色を眺め、食事を楽しむ。そんな「ムリなく体を動かしてゆっくり過ごす観光」に向いている場所と言えるでしょう。

初夏の兵庫を訪れるなら、多可町の山あいまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。風に揺れるラベンダーと、その向こうに広がる山里の風景が、都会では味わえない穏やかな時間を届けてくれます。

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