「濱の四季」で海の恵みに舌鼓
小浜方面へ、夫婦で小さな食の旅
先日、夫婦で小浜方面へ出かけました。目的は観光だけではありません。今回のお目当ては、以前から一度味わってみたいと思っていた、若狭・丹後地方の伝統的な保存食「へしこ」です。
相方の職場の後輩君が小浜方面出身ということでお土産にもらったのですが、一口食べて相方が「う、美味い!」と叫んで爆食!ご飯を3合も食べて、あとでウンウン苦しんでました。←バカ? 笑
最初パックを開けたら糠の何とも言えない臭いが部屋中に漂いました。思わず全ての窓を全開!にしました。
それでも弱火でソッと焼いていくと、今度は食欲をそそるとても「危険な」匂いがしてきました。
件の相方は身だけでなく、最後は糠をお茶漬けにして食べるという・・・(福井出身の友達に後で聞いたら、「それ、ツウの食べ方だよ」って)
そういう前提があって、相方がへしこ!と即決でした。
そんな私たちが訪れたのが、小浜方面にある「濱の四季」です。
車を走らせながら、「今日はどんなへしこが食べられるかな」と話すのも、夫婦二人のちょっとした旅の楽しみ。目的地に近づくにつれて、海の町らしい風景も増えてきて、普段の食事とは少し違う特別感が出てきました。
途中、丹波サービスエリア?によってお醤油など特産品も買ってしまいました。帰りに寄って、お米と地卵を買おう!と決めて目的地に向かいました。(この時はまさかあんなハプニングで寄れずにいるとは・・・ОGK状態でした。「ОGK=only GOD knows」(神のみぞ知る)
「濱の四季」で味わう小浜の味
店の場所は広い駐車場の中にあって、やけに広い駐車場だな?と話していたらすぐ近くに店に到着すると、何と隣?に「御食国若狭おばま 濱の湯」がありました。そりゃ広い駐車場だわ・・と妙に納得して、店に入りました。もちろん、お目当てのへしこ刺身定食を注文しました。私は焼きサバ定食にしましたけど。

日常では、へしこを食べる機会はあまりありません。「また爆食しないでね」「御意」と、夫婦でそんな話をしながら料理を待ちました。
そして、いよいよへしこ刺身定食がきました。

真ん中の白いものは生大根でして、スタッフさんの説明ではへしこの上に大根を乗せてあって一緒に食べてください、とのこと。
この白いポットみたいなものには「出汁」が入っています。そうです、締めはヘしこ茶漬けにする段取りです。
私の焼きサバ定食・・しめ鯖もついています。

焼きサバも塩加減が絶妙で、「これはご飯が進むね」と思わず夫婦で顔を見合わせました。
へしこは昔ながらの保存食ですが、単なる保存のための料理ではなく、魚のうま味を引き出す知恵が詰まった食文化なのだと実感しました。
夫婦それぞれの楽しみ方
同じ料理を食べていても、感じ方が少し違うのも夫婦旅の面白いところです。
相方はへしこの塩気とうま味をじっくり味わいながら、ご飯と一緒に食べるのがお気に入り。
最初は「へしこってクセが強い」と思ってましたが、実際に食べてみると、その個性的な味わいが逆に魅力に感じられます。
昔からこの地域で食べ続けられてきた理由も、なんとなく分かる気がしました。
旅先では、普段なら自分から注文しないような料理に挑戦してみるのも楽しみの一つです。今回のへしこも、まさにそんな一品でした。
小浜の海と食文化を感じる
小浜といえば海の町というイメージがありますが、実際に訪れてみると、海の恵みを生かした食文化が地域に根付いていることを感じます。
へしこも、その土地の暮らしから生まれた料理の一つ。新鮮な魚をそのまま食べるのとは違い、塩と米ぬかを使って時間をかけて熟成させることで、独特の味わいを生み出しています。舞鶴や小浜の日本海側から京都に至る道は「鯖街道」という名前がついている位、縁が深いんですね。
今では冷蔵や冷凍など、食材を保存する方法はいくらでもあります。それでも昔ながらの食べ方が残っているというのは、それだけ「また食べたい」と思わせる魅力があるからなのでしょう。
料理を味わいながら、その土地の歴史や暮らしにまで思いを馳せられるのは、旅先で郷土料理を食べる醍醐味です。
食後も夫婦で「来てよかったね」
食事を終えて店を出るころには、夫婦そろって満足感でいっぱいになっていました。
が・・・
外を見ると・・あいにくの土砂降り!食べている時から妙に風が強くなって昼間なのにうす暗くなってきたなあと思っていましたが・・・
止みそうにないので、土砂降りの中を車まで猛ダッシュ!たった10秒足らずでしたが、もうびしょ濡れ・・・
こういうオチも良いなと車の中で常備しているタオルで拭きながら笑ってました。
雨も落ちついてきたので帰りはさっきの丹波サービスエリアに寄ろう!と出発しました・・・
まとめ――次は別の日本海グルメも・・・
高速道路で帰るのですが、ナビのタイミングが合わずに違うルートを走ってしまいました・・
ここはどこ?状態でしたが、結局丹波篠山経由で中国自動車道に出るという大回りをしてしまいました。
私は満腹感で寝ていましたが・・・夫、許せ いつものことだ 笑
こんな感じで美味しい&楽しい道中でした。
でもへしこは苦手だな・・・


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